死ぬ直前の10代と100歳直前の彼
(満開のツツジ)
凄い前向きで数独の本を買ってきて1日やってるかと思えば、次の日は漢字検定の本に挑戦、で疲れると窓から見える山の風景画を色鉛筆できれいに絵書き、さらに俳句をたしなむ彼。
今年98歳になる、え~98歳てあと2年で100歳ですか とてもとても見えない元気な彼です、しかもめっちゃ好奇心が強く向上心があって頭が低い、6、70歳年下の人にもあんたすごいね~てほめてそれはどうするのって聞くんよ、すると若者はそんな事も知らないのかとえらそうに話す訳さ、私もこんな風に年を取れたら良いのになと思うわけさ。
だけど98歳で数独なんか出来るか て言うか考えもつかんと思う、彼は今も現役なんだよ、今を生きるに忙しくて年の事など考えた事もないんやろうな。
これって十代で自殺する子がいるじゃない、なんで~ つまらない本当につまらない事に捉われないでおいでよ、いつでも 今でも、おいでよ大丈夫だから何でも聞いてあげるから。
100歳になろうとしている彼をあなたに紹介するからね、ただ少し耳が遠いけど眼はよいから明日も明後日もず~と よく見えるから。
あなたに来年も再来年も見せてあげるから
おいで 必ずおいでよ きっとだよ。