むしきらい

みんなは好き

つばめ

 我が家につばめがやってきた、4月の中旬頃、朝からピーチクパーチクまーあうるさい事、でもとても幸せな気分です。毎年もう何年になりますか初めて来たのは、覚えてない程昔からずーと欠かさず、春になると必ずやって来て巣を作ります、4月の初めから中頃に来ます。

   巣は、古い巣を直したり、新しく作ったりしてペアで毎日1個、3,4個の卵を産み14.5日で生まれます、それから20日程で巣立つそうです。一人前になるには1年程かかり、寿命はおよそ7年です、巣立ちまで生き残る雛は半分程度で巣立つとすぐに子育てをします。

 何らかの理由でオスがなくなった場合別のオスと子育てをしますが、オスは自分の血を引かない個体を追い出す習性があり、逆にメスがなくなった場合別のメスと子育てをしますが、子殺しはないようです。自然界は女性は優しいですし、男性はバカです。

 今は毎日子供は飛ぶ練習をしています、そばに親鳥がいつも付いています。仲良くときどき絡み合っていつまでも休んでは繰り返しています、とても楽しそうです。

 夏までに子育てを終えて南へ帰る準備をしますが、幼鳥たちは巣から追い出され集団で、出発の日まで水辺や大きな樹木などで集団生活をし生きてゆく力を蓄えるそうですが、僕は見たことがありませんが見たいです。

 秋になり南に向かう頃になると、僕はつばめがいない事に気づかなく知りもしないでいつの間にか忘れています、おそらくみなさんも、同じだと思います。

 彼らは集団で自分たちを守りながらはるか南の国を目指します、渡り鳥が身に着けた能力が「半球睡眠」と呼ばれ。脳の半分だけを眠らせ、周囲に気を配って飛び続けながらも休むことができる能力を身に着けているそうです、凄いですね。

  今日窓の外に子つばめがやって来ました、なんかさみしそうで小さなくちばしをパクパクして、親でも呼んでいるのかな鳴き声は聞こえないけどそんな感じです。

 やがて暑いのか日陰に隠れじっとしています、余計に親にはぐれた子供みたいで心配になり眼が離せません、つばめは足がうまく歩けないそうで、本当によちよち歩きです。

 しばらくすると羽根を広げ身づくろいながらパタパタと羽根を動かしたと思ったら、さっと飛んで行きました、ただ一休みしていただけでした。 よかった。ガンバレよ6/7更新